美肌効果

セサミンのギモン

ごまに含まれ、天然由来成分であるセサミンであるので、サプリメントの形では、例え妊婦であったり、高齢者、子供であっても安全な摂取が可能です。
あえて言うのであれば、乳幼児や、嚥下能力の低くなってしまった高齢者だと、サプリメントが喉に引っかかる場合もあるので、注意は必要ですが、基本的になんの心配もありません。
しかし、もしごまアレルギーだったらどうなのでしょう?

ごまが小さく、必ずしも料理に入っているというわけではないので、小麦アレルギーやたまごアレルギーより認知度は低く、健康に良いという印象からいざごまを食生活に取り入れようとしてアレルギーが発覚してショックを受けている人もいます。
じつは、ごまアレルギーは昔から有るものではなく、むしろここ最近急増したアレルギーなのです。
その理由の1つに、ごまが健康に良いという情報が広まった、という点が挙げられます。

冒頭で述べたように、ごま、そしてセサミンは天然由来のものであることから基本的に危険はありません。
しかし、それは乳幼児になると、別の問題が出てきます。
ごまを構成している成分は何もセサミンだけではありません。

むしろ、セサミンはほとんど含まれておらず、成分の殆どが油脂とタンパク質といえるでしょう。
そのため、異種たんぱく質拒絶反応というものが起き、ごまアレルギーを発症する子どもが増えたことでごまアレルギーの人間が増えたのではないかと言われています。
また、ごま油もごまアレルギーの原因となります。

例えば、ごまに含まれる良質な植物性の油は、健康にもよく、香りも良いことから料理でも多用されるものです。
しかし、このごま油が空気酸化によって鮮度が落ちると、アレルギー発症の原因となるとされています。
ごまアレルギーは非常に危険な症状が多く、スピードも早いです。

目が少し痒いかな?と思ったら一気にアナフィラキシーショックを起こし、呼吸困難から死亡することも考えられます。
また、ライ麦などのアレルギー成分とごまアレルギーのきっかけとなる成分の構造が似ているため、そのいずれかにアレルギーが有る人はもう一つの植物に関しても注意が必要になります。
サプリメントの形になったセサミンももとはごまの一部なので、もしごまアレルギーであるならば、医師の指示に従ってください。

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