セサミン、というと、最近では大手製薬企業などからセサミン、という名前のついたサプリメントが登場していることから存在は知っている！という人が多くなってきました。
また、セサミンがごまからとれるもの、ということからサプリメントではなく、直接ごまを食べることでセサミンを吸収しようとしている人もいます。
確かに、ごまがだいぶ前から健康にいいものとして様々な場面で登場してきました。

その調理方法も様々で、飾り用にふりかけることから、炒ったりすることで香りや味を楽しみながら健康になれる、ということで多くの料理でも登場します。
最近ではごま風味のドリンクも登場していて、その注目度が伺えます。
セサミンという成分は、ごまだけではなく、お米や麦などにも含まれている成分なのですが、お米を精米してしまうとセサミンがほとんどなくなってしまうので、セサミン摂取の観点から考えると、やはりごまが最有力候補、ということになりますね。

しかし、ごまから十分量のセサミンを摂るとなると別問題です。
何しろ、セサミンは小さな1粒のゴマの中に約0.5％しか含まれておらず、セサミンがごまに最も多く残っていると入っても、とても希少な成分に変わりないのです。
そのことから考えると1日に必要量のセサミンを普通のごまで摂取すると想定すると、一日なんと3000粒ものゴマを摂取しなければならないということになります。

この希少価値と十分量の摂取の難しさから、セサミンのサプリメントが売上を伸ばしているとも言えるでしょう。
このセサミンは、体に老化現象を起こさせる活性酸素の害を防ぐだけでなく、悪玉コレステロールの酸化を防いだりすることで高血圧症や、動脈硬化などの生活習慣病に対する予防効果が医学的にも立証されています。
そのため、健康面はもちろんのこと、アンチエイジング効果を求める女性に高い人気を誇っています。
さらに肝臓の働きを良くすることから疲れを回復させてくれるアイテムとして、健康な毎日を過ごしたいと考える多くの人に愛用されているのです。
また、ストレス社会で働く女性の増加によって、近年不妊に悩んでいる女性が多くなりました。
そんな不妊にもセサミンは効果的といわれています。